プールや映画館での新型コロナウイルス感染症の感染対策はどのようにしているのでしょうか。
「こんな流行しているのに,プールや映画館には行きたく無い」と言った考えもありますが,「遊びたい」「最新作の映画を見たい」と言った人も多いのです。
このような場合、来館者の協力も感染対策に必要になってくるのです。
今回は、プールや映画館の感染対策と使用されているゲートについて紹介して行きます。
呼びかけ感染対策
最近では多くのプールや温泉施設でこのような張り紙やホームページのお知らせを見かけます。
検温:37.5度以上の発熱が確認できた場合は入場をご遠慮いただきます。
ご飲食やご遊泳時はマスク着用は必要ありません(水遊び用マスクなどのご利用もおすすめ)。
但し、入場時にはマスクを着用されていない方のご入場はできません。 ※マスクを外した時の会話は控えてください。
入場前の手指アルコール消毒をお願いしております。
人と人との距離を保っていただくようお願いしております。皆さま同士のソーシャルディスタンスの確保にご協力をお願いします
体調が優れない方、2週間以内に風邪のような症状、熱の症状、不安を感じているお客様は、ご来場をお控え頂きますようお願い申し上げます。
最近では入場ゲートには消毒液と検温検知ゲートを設置している場合が多いです。
そして新型コロナウイルスの影響も有り,感染症対策として、人が触れた使用済みの浮き輪やゴーグル、水着、衣類、帽子、履物、タオル等の落とし物や忘れ物は感染防止のため、当日の営業時間内に持ち主の方が現れなかった場合は、営業終了時にすべて処分すると言った対応をしています。
マスクをしたままで,屋外で遊ぶ事は「熱中症」のリスクも高くなるのです。
夏は「熱中症」にも注意が必要です。マスクを着用すると水分補給を忘れたり、体温が下がりにくいので特に注意が必要です。熱中症対策のため、夏期の気温・湿度が高い時期において、屋外で人と十分な距離が保たれている場合は、人と間隔をあけてマスクを外し休憩を取るのが大切になります。
マスクの着用は、身体に負担がかかるだけでなく、口の渇きを感じにくくなるので小まめな水分補給が重要です。
プール等の公共施設向けの入退場管理システムは、施設全体のセキュリティーを強化します。 発売機で発行した入場カードを、入退場ゲートの際やロッカーを利用する際に使用することにより、リアルタイムで入退場数を管理できることが特徴の一つです。発券業務の 自動化が可能になり、受付業務の効率化による人件費の削減、適正人材の配置に役立てることができます。
利用者の入退場の管理にフラッパーゲートを使うので、セキュリティー性の向上が図れます。
さらに、安全面に配慮した防犯対応のロッカーにより施設全体への信頼を高めます。利用者の入退場と清算に人による対応がいらないので、受付業務が最小限の人材配置のみで行えるようになります。受付業務の効率化による人件費の削減、リアルタイムで入場者数を管理できるようになることによる、適正人材の配置に役立てることができます。
20年4月~5月の緊急事態宣言発出時、対象地域の映画館は臨時休業を余儀なくされた。5月半ばには、政府の指針に基づいて各自治体が休業要請(感染防止措置)を緩和し、順次再開に向かった。
イオンシネマの場合は以後、AI(人工知能)と赤外線カメラを用いる自動検温装置の全館導入などを進めながら営業してきた。収容率50%を人数上限とする施設の使用制限の要請にも座席の「間引き販売」で対応してきた。
現在は、入場人数を制限する等の工夫と座席の除菌や消毒、飲食禁止等を徹底している映画館が見られている。
映画館のスタッフの多くは、「人に近寄りたく無い」「体表温度の高い入場者を自動で把握したい」と感じている場合が多いです。
窓口業務や受付業務をAIにする事で,感染リスクを減らす事が出来るのです。
その方法は,まずチケットをあらかじめ購入してもらい,デジタルチケットによる決済で対人接触を回避させます。この方法は,美術館や動物園でも活用されています。
映画館やテーマパークなど、施設入館時に顔認証ゲートを通過するだけで体表温度をチェックします。体表温度の高い人の特定を効率化して感染症拡大リスクを抑制します。サーモグラフィーカメラを用いて体表温度を測定することで体温の高い可能性がある人を自動検出出来ます。顔認証システムと合わせておこなうと特定、記録することができます。
体温測定のためのスタッフ配備も不要なのです。
自動ドアに体表温度計測機能を組み込むので、スタッフの配備が不要です。顔認証を合わせておこなうことで、人の移動を追うことが可能。体表温度が高い人の導線が特定できます。体温が異常値の人が館内に入る事が出来ずに取り締まることが可能なのです。
●マスクをしたまま顔認証
マスクをしたままでも高い精度での顔認証が可能。
企業等では指紋認証など接触型の勤怠管理装置と置き換えればより衛生的で適切な管理が可能となります。
検温検知システムを取り入れる事で、温度検知も可能となります。映画館やプール等の施設でもスムーズに入場管理が可能となります。
●音声と視覚によるアラートが可能 (※ドアゲート連携の場合)
ドアゲートとの連動タイプでは、異常を感知した際に光と音、ダブルで通知します。
近くにいる人はもちろん、ゲートが見える範囲であれば少し離れた場所まで同時に異常を知らせることができ、スピーディな対応につながります。
●3万人分のデータを記録でき、2次感染の防止に役立てられます
入場者のデータは自動的に保存され、2次的な活用が可能。
あとから感染が確認された入場者などがいた場合、何時から何時まで施設を利用したかや接触した人数の確認ができ、感染拡大予防に役立てられます。
また、上記のような機能はいずれも施設の特徴や利用シーンにより、組み合わせて最適なソリューションとして導入することができます。
マスクをしている人が多い医療機関や公共の機関であっても、マスクを外さずにスピーディな顔認証が可能となります。同時に複数の人をスピーディに検温できるため、混雑の解消と3密回避にもつながります。また、マスクを外さないので顔に触れる回数も軽減でき衛生的。
感染者が発生した場合には、顔認証データの記録・分析によって、濃厚接触者を特定することも可能となります。
関係者以外の敷地内立ち入りを制御したり、体温に異常がある人物を確認し、アラームで通知することができます。既存のシステムと連携すれば、検温と同時に入退室・勤怠管理などを行うことができます。