顔認証システムは、その名の通り「顔」で認証ができます。そのため、ICカードを持ち歩いたり、冬場のカサカサ状態の手で時間がかかる指紋認証、
パスワードを毎回入力したりするテンキー形式は必要がありません。
また顔認証の場合は、社員証の盗難による「なりすまし」のリスクを無くせるメリットもあります。
顔認証は従業員以外にも、適しておりその殆どが、犯罪防止、事故防止と言う目的で使用されている場合もあります。しかし最近では新型コロナウイルスの感染対策で使用されている場所も
多く存在し顔認証システムが導入されている場所も増えています。
私が住む地区でも、新型コロナウイルス患者が増加傾向であり,患者が勝手に療養施設から抜け出すと言ったケースがあります。
このような時に顔認証システムがあれば,患者や感染者が勝手に出歩くと言う失敗が無くなると思っています。
そこで今回は、顔認証システムがオフィス、病院、公共機関でどのように使用されているのかを紹介します。
顔認証システムをオフィスに導入すると、スムーズな本人確認とセキュリティの向上といったメリットがあります。
まずは顔認証システムを実際に導入したオフィスの活用方法を紹介します。
オフィスで顔認証を使って従業員からも好評!?特に女性から好評
今まで,指紋認証システムを使っていた企業が,顔認証システムに切り替えてからは従業員からも好評との意見が聞かれている。
その理由は、指紋は力加減や冬など乾燥した時期には認証が通りにくいことで時間のロスが発生するのと、手を使うものは荷物を抱えていると使えずに荷物を別な場所に置くか、
床に置くしか無いと言う理由だからです。
採用しているセキュアシステムは顔認証システムなら、多少離れたところからでも認識してくれるので、網膜のように近づかなくてもいいと言う良い所があり,
AIの認識が早いのでドアに近づくとすっと開くので「指紋がなかなか読み取らない」と言うイライラからも解消されている。
当然、部外者の入室も制限出来て、防犯対策にも貢献しています。
更に感染対策にも便利に!!
「マスク着用チェック」や「自動測温」といった、オフィスのコロナ対策に特化した機能もあります。オフィスのセキュリティ対策だけでなく、コロナ対策の強化にも活躍しています。
顔認証システムの中には「マスク着用チェック」を搭載したものもあるので,従業員や訪問者のマスク着用の有無も機器で出来る事になります。
警備員を玄関エントランスに配置する事も無くなると言うわけです。
病院は患者さんや病院で勤務する従業員の顔認証システムを使用されています。最近では新型コロナウイルスに感染した
患者が勝手に療養施設から抜け出すと言った事もあり,顔認証システムの導入を検討するケースも多く発生しています。
・患者さんや見舞客の顔認証!病院抜け出し対策や面会制限患者への対策にも活躍
病院の近くのコンビニにお酒を買いに行く肝硬変治療中の患者がおり,看護師も医師も手を妬く状態だった。
玄関に職員や警備員を配置しても裏玄関から抜けて買い物に行く患者対策や面会者にお酒の差し入れをさせる行為の対策をする為に
顔認証システムを導入し、裏玄関はパスワードを入れないと出る事が出来ない、テンキー形式に切り替えた。
入院病棟のエレベーター付近に顔認証機器を設置してからは,その患者が付近に近づくとナースステーションスタッフに通知される。
当然、面会者も顔認証をする事でお酒の差し入れ等の予防にも繫げる事が出来て患者は治療に専念出来るのと、患者が病院から勝手に抜
すリスクを低減できた医療従事者の負担軽減出来ている。
個人情報が書いてあるカルテ、危険な薬品もあるであろう薬品庫は病院関係者しか入れないようになっています。
現在は電子カルテでの対応ですが,昔は手書きカルテが当然でした。
一時期、カルテを盗まれると言った事件も発生しています。カルテを盗む人間は、殆どが個人情報を盗むと言った目的が多く葬儀社等に情報が
売られていると言う噂もあります。
カルテが電子式になると,パソコン室等の情報管理室への入退室を制限する必要があります。
医療事務関係者や医師、看護師,薬剤師等の顔認証をする事で部外者の入室が制限出来ます。
薬品庫も同様となっています。薬品庫はモルヒネ等の麻薬を管理しているので,取り扱う医師や看護師、管理する薬剤師の顔を機器に登録する必要があります。
その為、薬品庫に入れる関係者は顔認証機器に登録されている人のみとなり強く制限されます。
病院で勤務する人は当然出勤時は頭の中は仕事の事しか考えていません。
それ位、病院で働く人は責任感が強く、ピリピリしているのです。
もし出勤する際に、ICカードのように紛失するアクシデントや指紋認証のように乾燥した時期になり認証がなかなか出来なかったと言う事が有ったら、仕事に入るまでのロスとなります。
そして病院関係者は体調管理が重要となります。顔認証と同時に検温をする事で、異常体温の関係者を入室を制限出来るのです。
これは新型コロナ感染病棟でも適用されており、医師が感染し顔認証で微熱であったことを感知されて出勤停止となったケースがあります。
公共施設には、図書館や公民館、児童館以外にも市民会館,駅等、イベント施設も入ります。
イベントでも運動会やコンサート以外にも、ライブイベントも入りミュージカルも入ります。
顔認証システムは、イベント会場などで犯罪予防として導入されているケースも多いです。
以前から、チケットを大量購入しての悪質転売客が増えており、ライブ会場には悪質な転売者が多くいました。
ライブを見たいので高額のチケット代を払って見るお客さんも多いと言われています。
2015年から,チケット購入をする時とライブ会場のチケットを確認する際に顔認証スステム仕組みを導入し、チケットの悪質転売を
防止したと言うケースがあります。
又、この事から、有名歌手の宇多田ヒカルさんのライブでも顔認証システムを導入され、ネットでのチケット購入時には顔認証をしての
購入と言う形式とされています。