それは医療機関の防犯以外にも、海外の一般家庭でしている防犯•セキュリティ対策も異なって来ます。
何故、海外は日本と異なるのか?
それは、治安が原因でもあり犯罪件数が理由と言えるのです。
そこで今回は、アメリカの防犯•セキュリティ対策の現状と対策内容を紹介して行きたいと思います。
コントロールパネルコマンドセンサーは、カメラやアラームが搭載されておりもし不審者が侵入した場合アラームを作動させて
同時に監視会社へ通報されます。
コントロールパネルコマンドセンサーは、簡単に操作出来るデザインとなっておりパスコードを入力する事で解除は可能です。
又スマホ連動も可能で、不審者が侵入した映像がスマホに送られるシステムとなっています。
つまり他の職員に不審者侵入等の情報を知らせる事が出来ると言うことになります。
ドアと窓に取り付けるセンサーです。
窓やドアのフレームに取り付ける事でコントロールパネルでシステムを作動させる事で「オン」状態になります。
窓やドアを開ける事で、大音量のアラームが響き、同時に監視会社へ通報されます。
一般家庭では貴重品や金庫が置いてある部屋や普段使用しない部屋に、人感知センサーを設置します。
侵入者があった場合、センサーが作動しアラームが鳴り通報されるシステムです。
しかし病院や施設となれば病院や施設からの脱走をいち早く知らせる為に、人感知センサーが適しています。
アメリカではよく死角および離れ等の納屋や物置などの監視、そして普段使用しないお客様用のガレージや客用の正面玄関の侵入の監視で使用
されます。
監視カメラは有線と無線のオプションがあり、PCやスマホ、タブレットでの遠隔操作が可能で長期留守にする場合や宅配荷物、介護者
や庭師、子供の帰宅状況の監視として使用されています。
事件や侵入者の録画も可能で、ベビーシッターの子供の虐待事件の証拠収集や侵入者による車両盗難の犯人逮捕にも活躍しています。
病院でも不審者や患者同士のトラブルなど監視カメラでいち早く見つける、又は気付く事が出来ます。
大音量アラーム•サイレンは近隣住人に対し警告を与え「侵入者がいる!」「不審者がいる」といち早く知らせる為にあります。
この大音量で驚き侵入を諦め逃げ出す事も目的でもあります。
病院や施設でも職員にいち早く不審者の存在を音で警告することが出来ます。
患者の安全と職員の安全、両方を守る事が出来ます。
よく日本でも病院や企業の玄関に、大手の警備会社のステッカーを貼っている所があります。
この警備会社のステッカーを見ると、「この建物は監視されている」「警備されている」と感じて侵入を諦めるケースが多いです。
フルサービスは日本で言えばSECOMのような会社で、監視カメラ設置や設定まで警備会社が行ってくれます。
侵入者が見えない場所に監視カメラを設置してくれるため、壁に穴を開けたりと大工のような事もする為立ち会いが必要となります。
又、全ての防犯機器を希望する事で設置してくれて、アラームが鳴れば自動的に警備会社や警察に通報されます。
コストが気になる人が多いですが、年間で50〜100ドルはかかると思っていた方が良いかもしれません。
しかし監視カメラや色々な全ての防犯機器を揃えると、防犯のプロが機器を設置するので、安心する人が多いです。
大手の警備会社では、ADTと言う会社があります。
ADTは入会することで工事費や機器類レンタルは無料で出来る場合があります。
しかしメニューにもより数百ドルかかる場合もあります。
アメリカの企業や医療施設の多くはADTと契約している事が殆どで、防犯=保険と言った感覚で契約していると思われます。
セルフサービスの警備会社はカメラの設置や設定を自身で行う必要があります。
素人が設置するため、監視カメラがある場所を侵入者にバレてしまうのがマイナスな面です。
しかしカメラの設定方法は動画で解説してくれますので簡単に設定出来ます。
有名な会社では、AmazonのRingやGoogleのNestがあります。
セルフサービスに関してはネットワークの知識さえあれば簡単に設定が可能です。
セルフサービスは年間30ドル〜ですが、これはドアや窓のセンサーやカメラのみの場合です。
工事費は無料ですが監視カメラは自分で購入する事になるので、1000ドルかかると思っていた方がよいかもしれません。
しかし工事や設置が難しい場合、警備会社に依頼して監視カメラの取り付けのみ希望出来ます。
女性には優しいかもしれません。
しかしセルフサービスはカメラに不審者や侵入者が映ってもスマホには通知が来ますが自分で警察に通報する必要があります。
セルフサービスを利用する病院や施設はアメリカでは殆ど無く、完璧な防犯を求める為にフルサービスの警備会社を使用している事が多いです。